VPN構築

VPNとはVirtual Private Network(仮想プライベートネットワーク)の略で、インターネットを利用して別拠点間のネットワークを接続する技術の事です。
本社と各支店間など、それぞれのローカルネットワークをあたかも1つのネットワークグループとして利用できるようになる為、本社内にある共有ファイルをそのまま直接別の拠点でも閲覧・編集を可能にする、或いは別の拠点にあるプリンターから文書を印刷する、などの作業を行う事が出来るようになります。

単純化すると、事務所から離れた所にある店舗がインターネットを通じて事務所と同じLANで繋がるようなイメージです。

事務所からは店舗のパソコンやファイルが、店舗からは事務所のパソコンやファイルなどを相互に見られるようになります。

 

クラウドサービスでも似たような事は出来ますが、クラウドサービスはID(アカウント)とパスワードのみで簡単に利用できる反面、ID(アカウント)とパスワードが外部に漏れた場合に、インターネット接続できる環境であればどこからでも接続されてしまうと言うデメリットがあり、個人情報や取引先情報、社外秘の機密情報などを扱う必要のある企業において使用するには情報漏洩のリスクが高くなります。

 

VPNの場合、固定された特定のルーター間にて暗号化された相互通信を行いますので、このルーターの配下からの通信以外ではネットワークに接続できません。

またルーターによっては、そのルーターに接続されたパソコンやネットワーク機器の通信制限なども可能ですので、特定のパソコンからの接続のみ、或いは逆に特定のパソコン以外の接続のみ許可すると言った制御も可能です。

弊社では主にYAMAHA製ルーターを使用したVPN構築をお勧めしております。

大規模なネットワークシステムを構築せずとも拠点間でのファイルや機器の共有が図れる為、大きなコストをかけずに作業効率の向上が期待できます。

導入事例

E社

本社内ローカルファイルサーバー内の共有ファイルを支店と共有

 

本社設置のファイルサーバーに対し各支店のPCからVPNを利用して接続。

各ローカルネットワークは有線LAN環境下であるが、管理外の機器によるアクセスを防ぐ為に使用機器の固定IP化と、ルーターにて指定機器以外からの接続制限を設定した。

これにより、今までメール添付により行っていた本社とのファイル受け渡し及び各拠点間でのファイル移動がファイルサーバー内ファイルの閲覧・編集で行う事が出来るようになり、メール誤送信による不達が減り、添付不可能な大容量ファイルも受け渡し可能になった。

またこちらのお客様はこれまで社内に情報機器管理者が不在で統一した機器管理が行われていなかったが、VPN構築の副産物として使用機器の管理台帳ができた為に社全体の機器の把握が行えた。

H社

従来より使用されていた本社内サーバーの小規模データベースを支店と共有

 

本社サーバーに作成され使用されていた小規模データベースをVPNを使用して2支店と共有させ、支店側からデータベースへの入力及び本社プリンターへの文書出力を可能とした。

これにより支店間通信に対応した新規データベースシステム構築の必要がなくなり、コストを抑える事が出来た。

なお支店2ではWifi環境下でデータベース入力に使用されるタブレットの固定IP化と、管理外の有線機器及びWifi対応機器によるアクセスを防ぐ為、ルーターにて指定IP以外からのデータベース接続制限設定を行った。

また2つの支店間でもVPNを使用して一部共有フォルダを支店間共有できるようにした。

上記事例は弊社で作業を行った一例です。

それぞれの法人様で使用目的、環境、使用機材などが変動いたしますので、事前にヒアリングを行った上でお見積りを致します。

お見積りは無料ですので、ご興味がございましたら気軽にお問い合せ下さい。